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ワタシの履歴

第15章 不信

次の日もバイトだったが、私は無断欠勤をした。

恵からまた電話もメールもあったが、私は返信をしなかった。


そのまま私はバイトをフェードアウトし、恵からの連絡もなくなった。



隼人には、『人が怖い』『隼人も信じられない』と言い、別れた…


私は、両親の前では普通の自分を演じながら、家に籠って過ごした。



1ヶ月ほど経った頃、また恵から電話があった。

『…恵だ…どうしよう…』

私はためらったが、その電話に出た。

「…もしもし…」

「輝子!ど~したの?急に連絡とれなくなって、何かあった?」

私は『何かあった?』に反応した。

「ちょっとねぇ…人が怖くなっちゃって籠ってる(苦笑)」

「なに、なに!?何があったの?」

「…同級生に…無理矢理ヤられそうになってさぁ(苦笑)あ、でも結局ヤられなかったから平気!」

「…何で言ってくれなかったの!?平気な訳ないじゃん!輝子が籠るなんて、平気な訳ない!」

そう、泣きながら言う恵。

私はそれを聞いて、声を出して泣いた。

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