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ワタシの履歴

第17章 春ちゃん

春ちゃんは、本当に毎日のようにお店に来てくれて、同伴も何度かした。


ある日、春ちゃんがブランド品がたくさん置いてあるデパートに私を連れて行った。

後から聞いたが、私の使っていた財布を見て、プレゼントしたいと思ってくれたそうだ。

私はその頃、ブランドにはそんなに興味はなかった。

バックはまゆみサンから貰ったヴィトンを使っていたが、財布は高校の時に買ったマリークワントを使っていた。

今思うと、20歳でキャバに働いてて、マリクワは無いわな。

高校の時から使っていたため、ちょっと傷が目立ってヘタっていた。

春ちゃんは

「そろそろお財布欲しいんじゃない?」

と言って、連れて来てくれたのだ。

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