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ワタシの履歴

第2章 本当の自分勝手

「うん、どうしたの?智と話なんて」

と、気にしている由美。

そんな由美を見て、更に気分良くなる私。

「智君から…告白されちゃったの」

と、あたかもバツが悪そうに言う私。

「え!?なんで?だって私と付き合ってるし!」

「うん。なんか、勢いで付き合っちゃったって言ってて、本当は私と付き合いたかったって言われた。」

それを聞いて、驚きと、怒ったような顔をした由美は、智に向かって行った。


余り聞こえなかったけど、最初はパニックで勢いがあった由美も、冷静な智と話してだんだん静かになって、そのうち泣き出した。

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