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ワタシの履歴

第25章 距離

そうすると、気持ちは近くなった感じになる。


お酒も進み、気は大きくなっていく。


恵はすっかり、真人の友達の慎二に夢中なようで…かなりイチャイチャしていた。

真人も歌っている私の腰に手を回して、たまに抱き寄せたりしていた。

私が歌い終わって、フッと恵を見ると、慎二とキスをしていた。

『恵!それはどうかと!』

と私は一瞬焦ったが…真人もそれに気付いて、私に迫ってきた。

恵を見て焦った気持ちはどこへやら…雰囲気とお酒に呑まれた私は真人とキスをした…

激しくなってくるキスに、ようやく気を取り戻し、真人と離れる。

「…はは(笑)キスは…浮気だなぁ」

「えぇ~、大丈夫大丈夫…」

と言ってまた迫ってくる真人。

「まぁ!ほら!今度は真人歌ってよ!」

と、真人を離す。

「…ん~…よし!歌うか!…ほら!お前らもいつまでもくっついてんじゃねぇよ!」

と、真人は慎二を軽く殴った。

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