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ワタシの履歴

第25章 距離

その後は朝まで歌い通し、皆ノドが潰れていた。


帰り際、恵と慎二が連絡先を交換している時、真人は私を冗談混じりで強く抱き締めた。

「ちょっ!痛いって~」

「はは(笑)じゃあ、絶対デートだからな!」

「分かった~」

と笑顔で返す。

「絶対だぞ!メールすっから!」

「うん!じゃ~ね~」



別れた後、恵と私の家へ向かう途中話した。

「楽しかったね~!」

「恵、慎二の事気に入ったっぽいね!」

「カッコイイ~!タイプ!最近別れたばっかだって言ってた!付き合いた~い!」

「はは(笑)慎二もまんざらじゃない感じだったし大丈夫じゃない?」

「そっかな~!頑張ろ!」

「うん!」

「輝子もさ、かなりいい感じだったじゃん?輝子のタイプっぽいよね!」

「だねぇ~。確かにタイプ。でもなぁ~お互い浮気は駄目でしょ~…」

「別にいいんじゃん?旦那サンだってもっとヒドイ事したんだし!」

「でも…あっちは子供もいて家庭があるんだよ?」

「デート位大丈夫だってぇ!」

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