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ワタシの履歴

第30章 命

こうして、私はネットでフェレットも診れる病院を探し、電話をしてからチェルシーをキャリーに入れて、車で向かった。

この日は土曜日だった為、午前中だけの診察だった。

病院に着いて、少し待たされたあと呼ばれ、チェルシーと診察室に入った。

優しそうな女医さんだ。

チェルシーをキャリーから出すと、ビビって私の腕にしがみついたまま固まっている。
その姿も可愛い。

先生に吐いてしまった事を言うと、私の腕からチェルシーを剥がして、触診をする。

「…吐いてしまった為にちょっと痩せちゃってますねぇ…」

そう、フェレットが吐いてしまう事が深刻な理由の一つは、すぐに体重が落ちてしまう事だ。

「見ていた限り、特に変なものも食べてないと思うんですけど…」

「そうですね…触った感じですと、異物は感じられませんが、一度レントゲン撮ってみましょう。あと痩せてしまってるので、血液検査もしますね」

爪の先から血を採って検査され、レントゲンも2枚撮った。

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