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ワタシの履歴

第31章 終末

お昼には千葉のマンションに着いた。

チェルシーを運び、私は荷物を簡単に部屋に広げて片付けた。

チェルシーは相変わらずの可愛らしい目をして、ゲージの中のハンモックから私の様子を見ている。


夜になり、両親と食事をした。

パパは、何も聞いて来ない。

私も、何も言わない。


未だに、パパにはちゃんとは話していない。

だからパパは、私がワガママだから結婚生活が無理だったんだと思っている。

これは、前に簡単に話した時に『おまえはワガママだから耐えられなかっただけだろ。甘いんだ』と言われた事があるから、分かる。

だから私はパパに話す気が無くなって、未だに話してない。

いつかは…ちゃんと話さなければとは思っているが…私が愛するがゆえに耐えてきた日々を、【ワガママ】や【甘い】の一言で片付けられたくなくて…いつになるか分からない。

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