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ワタシの履歴

第31章 終末

『…?ま…まさか…ね?』

「チェルシー?」

話し掛ける。


反応が無い…

というか、動かない…



「チェルシー!?」

微動だにしない…


『まさかね?』


私は受け入れられない。


触ってみた…温かいチェルシー…


でも、まったく動かない。
動く様子が無い。


『…』

「ママぁーー!!!」

「なに~?」

「チェルシーが!!動かない!!」

リビングから部屋に入ってきたママ。

様子を見て…

「…そっか。頑張ってくれたよ」

と言った。

私は声にならない声をあげ、チェルシーを抱きしめて泣いた。

チェルシーは…6歳70日目で逝ってしまった…



6月6日、朝8時頃。

チェルシーとの生活も、終末を迎えた…

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