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ワタシの履歴

第31章 終末

あの苦しそうなお顔は…私に何かを言いたかったのかもしれない…

夜様子を見ていて、本当に辛そうにしていたチェルシー…今日の午後に病院に行く予定で、その時に…一度、安楽死を相談してみようと思っていた私に気付いて怒っていたのかな…

もっと、もっと
って、何かを伝えたかったのかな…

せめて、安らかなお顔で逝ってくれてれば……


無理矢理口に入れた1滴の砂糖水

それでも吐き気を誘い、おえっとしていたチェルシー

最後にあげたのは7時半

砂糖水を少しでもあげなければ亡くなってしまう…

でも、砂糖水をあげた事によって体力を使わせてしまった…


チェルシー、本当はどうして欲しかった?


あんな苦しそうなお顔が最後…


最後まで

苦しんで逝ったんだ………

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