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ワタシの履歴

第32章 本音

離婚して戻って来る前は、群馬、北海道の転勤もあった為、両親の元へ行く事も少なくなり、なんとなく連絡も余りしなくなっていて、私が送った『離婚したよ』のメールは、1年ぶり位だっただろうか?

相談せず、報告のメールをした。

するとそこからまた、1日1回はメールをするようになった。


チェルシーが亡くなってから、6月下旬に、慶太と2回お茶したり遊びに行ったりした。

久しぶりに会った慶太は、ちょっと男らしくなっていた。

前は全然無かったのに、レディーファーストをするようになっていた。

扉を開けてくれたり、席の座る場所だったり、エスカレーターの立ち位置だったり。

「お~!なんか変わったねぇ!」

と私が言うと

「そりゃ、俺だって大人になったからね」

と慶太は言った。

この時、お互いに28歳だった。

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