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ワタシの履歴

第32章 本音

7月上旬。

慶太と久しぶりに飲む事になった。

慶太は相変わらず、出逢った当時の彼女と付き合っていたが、なんだか色々あるみたいでまだ結婚していなかった。

慶太は両親と一緒にお店をやっていたが、一人暮らしをしていた。

「俺んちで飲まねぇ?飲酒運転とか厳しいし」

私は、慶太を友達と信用していた為、戸惑いもせず承諾した。


当日、慶太はマンションまで迎えに来てくれた。

彼のフォレスターに乗り込み、コンビニでお酒とおつまみを買って、家に向かった。

慶太の家は、1DKのアパートだったが、部屋は8畳で広めだった。

彼女の物もいくつか置いてあった。

歯ブラシと、コップなど食器がいくつか。

もっとあるかと思ったが、思ったより少なくて、茶色ベースの男らしい部屋だった。

薄型テレビに本棚、ソファーにテーブル、窓際にはベッドが置かれていた。

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