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ワタシの履歴

第36章 無節操

その後、雅俊くんは何度か滑りに来てくれたが、私は彼と付き合う事はしなかった。

あの日、「付き合って」と言われたが、私は「考えさせて」と言って、結局そのままになった。

なったというか…してしまった…

泊まりに来た時に、また身体を求められたが、私は断り続けていた。

雅俊くんも、それで勘付いたんだろう…なんとなく壁が出来て、雅俊くんも来なくなり、そのまま…


私は何をやっているんだろう…


過去の私と変わっていないじゃないか…


好意を持ってくれてる人とHして、でも付き合わない。


人の心をもてあそんでいるのと変わらない…



高田くんという彼氏もいたのに…



今はそう思っても、この時の私はただ1人でモヤモヤしていただけで、その残酷さに気づいてはいなかった。


そして私は、また違う人と身体を重ねたー



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