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ワタシの履歴

第5章 歳上の彼氏

高岡君とはそれ以来、何度か顔を合わせて、良く話すようになった。

高岡君はすごく話し易く、話もうまくて、私は惹かれていった。


ある土曜日、すごく暇で、高岡君と恋愛話をしながらバイトをしていた。

「高岡君は彼女いるの?」

「俺?…いるように見える~?」

と、高岡君は笑いながら言った。

「見える~」

「いない、いない!いたら今頃デートしてるし」

「へぇ、そぉなんだぁ…じゃあスキな人は?」

「スキな人かぁ…いないね~」

一瞬、間があったような気がしたが、その時は気づく程じゃなかった。

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