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ワタシの履歴

第50章 東くん…【とうとう…】

私と会うことより、彼女と会う事を優先するの______?











席に戻って、様子がおかしい私に気づいて、お店を出る






車の中で、とうとう私は言った










『休みがどうなるのか分からないけど、10日が出勤なら9日か11日がお祝の日でしょ?』


『その日に、彼女と会う事を優先するなら、私はもういい…』












東『_________________そっか…』






東『そうだよね…』










『別れる話とかは、彼女の精神的な問題とか、タイミングとか色々あるだろうから、仕方ないとは思うけど、お祝の日なのに、それだけは絶対にイヤだ』




東『…うん、そうだよね…』





『私は、彼女のない部分を埋めるためにいるんじゃないよ…私は私だよ』




東『うん…』




『この前言ってくれた言葉…今度こそ信じさせて…』



東『…うん…うん』私を見ながらうなずく彼___






東『他に何か言いたい事あったら、言って?』




『なんで?』



東『輝子は優しすぎるから…色々たまってるんじゃないかと思って…』






『そりゃ、言いたい事も思ってる事もたくさんあるよ…

でも、言ったところで何か変わる?

…彼女の状態とか考えなくていいなら、本当は、6日にお見舞いに行く時に別れるって言って欲しいと思ってるし

私と付き合う事になったって言って欲しいし

早く別れてって思ってるよ

でも、彼女の状態の問題もあるし

板挟みな東の気持ちも少しは分かっているつもりだよ…

だから言わないだけだよ』



東『…そっか、そうだよね』




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