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好きになっちゃだめッ!!

第6章 本当の気持ち

『何かご用がありましたか?』


紅茶を飲むセナに話しかける。


「ん?今日行ったけど居なかったからさ…」

そう言ってまたズズーと紅茶を啜るセナ様。


あぁ!!そうか…私買い出しに行ってたから…(汗)


『ごめんなさい…買い出し頼まれちゃったもので』


フフッとセナ様が笑った。


「だろうね。私服だし、………大変なお買い物だったんだね。」


傷をチラッと見ながら言った。


『こ、これは…違うんですけどね…//』


なんか、はずかしっ!!


傷を手で隠す。


『そ、それを言うならセナ様も…』


ほっぺをどうなされたのですか?と言おうとしたけどやめた。


触れちゃいけない気がしたから。

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