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好きになっちゃだめッ!!

第5章 接近

チョロチョロチョロ…


あぁ…やっぱり手入れが行き届いてるなぁ…。


水を浴びてキラキラ光る花達。


うっとりと見つめていると


「花、好き?」


ヒョコッとさっきまでベンチに座ってたセナ様が顔を出してきた。

『あ…花が好きって言うか…こうゆう雰囲気が好きって言うか…』

そう、晴れ渡る太陽とキラキラ光る花。


こうゆう自然を近くに感じるのが好きなのだ。


「へぇ〜珍しいね。」


『え?あぁ…あんまり皆にはよく理解してもらえないんですけどね(笑)』


「いいと思うよ、僕も花好きだし。」



あ、そういや薔薇のブローチとかしてたもんなぁ…。


『薔薇がお好きで?』


へ?とはてなを浮かべながらこちらを見る。


「あ…まぁ、薔薇は好きだよ普通に。綺麗だしね。」


あれ?薔薇あんまりなのかな?



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