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止まらない愛を、私に。

第1章 ごめんね。

笑っている隼人がいきなり真剣な顔をした。



「なあ、篠原…いや、麗」



「麗」そう呼ばれるのは、久しぶり。

中学に入ってからはなぜが苗字で呼ばれる事が多くなっていった。



高校の時、一度だけ付き合ったときはずっと「麗」ってよばれてたっけ。






「より戻さない?」



「ごめんなさい…、私…」







本当に、隼人はいい人。

なのに…私は…。





「いいって。だけど、俺はあきらめないからな」






隼人は、私のマネをしてピースをした。






ごめんね。隼人。







隼人は手を振りながら去っていった。





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