テキストサイズ

止まらない愛を、私に。

第1章 ごめんね。



私は、部活が終わった後、家に帰る。



まあ、家じゃないんだけど…。



学校からはかなり近い、家。






これが私の秘密。






ガチャ


ドアを開けると、アイツがいた。









「おかえり、麗?」








ふざけたような笑い方。


私の秘密はコイツ。











「どうしたの?なにかあった?」






優しく笑いかけるけど、そんな優しい奴じゃない。







椅子に座りヘットフォンをしていた。






ヘットフォンを外して、笑った。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ