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オス奴隷

第1章 ご主人


いやだよ‥‥。


死にたくない!


「まだ死にたくない!!」


ドン


ガチャン



遠くで兄貴が俺の名前を
叫ぶ声がした‥‥。



「はっ‥‥はぁっ‥‥うぅっ」



俺はそのまま飛び出してきた。


雪が降る真冬に
裸足で‥‥。
半袖で‥‥。


もう家には戻れない。



どっちみち俺は


死ぬ運命なのかな‥‥?



その日は1日中
涙を流した。

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