
「俺は、男だ!クソ野郎」
第7章 助けて大悟…
「別に謝ることない。岬にあんな可愛いこと言われたんだ、俺が忘れるわけないだろ」
「んだよ…それっ」
可愛いことなんか別に言ってない。
でも、恥ずかしい行動をしたことには
間違いなくて
俺の顔はきっと更に赤くなっているだろう。
「ちなみにもう我慢なんてできないから。岬が言ったんだからな」
「え?」
「おあずけとか無しってこと。岬、今日は泊まって行け。」
「は、おあずけ…っ?泊まる?」
急に話の展開が
見えなくなってしまった。
「明日は日曜で学校は休みだ。…アイツに汚された部分、俺が綺麗にしてやる」
『今から助けてやるから大人しくしてろ』
と、耳元で囁かれ
大悟は自分の羽織っていたパーカーを
床に放り投げた。
