優しいキスをして
第3章 3度目のキス……美優の闇
その日を境にマサキとの関係は続いた。それから数日はマサキの都合が可能な限り、ほぼ毎日求め、抱かれた。
少なくとも2、3日に一度のペースで会うようになり、あたしはマサキなしではいられない体になっていた。
マサキに会えない日には他のセフレやノブくんに会い、どうにか気持ちを埋めていた。
マサキに出会って1ヵ月たつ頃だった。
「…………はあっ、ん!ああぁ!」
マサキは妖しい笑みを浮かべて言った。
「美優?またイったの?まだこれからだよ……?」
「だめっ……、ちょっと、休憩させて……」
あたしは絶頂の余韻のただ中、上に乗っているマサキを見上げた。涙目で少し視界がぼやけながらもマサキの腕を必死につかんで制止する。
「……そんな目で見るなよ。煽ってるようにしか見えないんだけど」
マサキは掠れた声で囁くと腰を動かそうとする。あたしはつかんだ腕を押して必死だった。
「違うってば!そんなんじゃないよっ」
「……もう、しょうがないなぁ」
ちぇっ、と言いながらあたしの中から自身を抜く。
「あっ、……はぁっ」
中が擦れて出ていく特有の気持ちよさに、あたしはまた喘いでしまう。
「美優の体、エロすぎ」
あたしの横に座るとマサキは笑いながら煙草に火をつけた。
「なんで、……マサキはそんな続けてできるの……?超不公平」
あたしはうつ伏せになると、マサキを軽く睨んで頬を膨らました。
「……美優が可愛いから、やりたくなる」
「ホント口上手すぎ」
あたしが少し頬を染めて言うと、マサキはあたしの方を向いて静かに言った。
「出任せじゃねえよ。……美優、ホントに俺の女にならねえ?」
「え?」
「美優が俺の体から離れられなくなってるの、知ってる。俺も美優から、離れられないんだよ」
あたしは途端にせつなげな目線をくれるマサキの目を見ていられなくて俯いた。
「別に…………体が目的なら付き合わなくたっていいじゃない。今のままで」
「俺が離れられないのは、体もそうだけど、お前を好きだからだよ」
「…………っ」
あたしは起き上がってマサキに背中を向けた。
少なくとも2、3日に一度のペースで会うようになり、あたしはマサキなしではいられない体になっていた。
マサキに会えない日には他のセフレやノブくんに会い、どうにか気持ちを埋めていた。
マサキに出会って1ヵ月たつ頃だった。
「…………はあっ、ん!ああぁ!」
マサキは妖しい笑みを浮かべて言った。
「美優?またイったの?まだこれからだよ……?」
「だめっ……、ちょっと、休憩させて……」
あたしは絶頂の余韻のただ中、上に乗っているマサキを見上げた。涙目で少し視界がぼやけながらもマサキの腕を必死につかんで制止する。
「……そんな目で見るなよ。煽ってるようにしか見えないんだけど」
マサキは掠れた声で囁くと腰を動かそうとする。あたしはつかんだ腕を押して必死だった。
「違うってば!そんなんじゃないよっ」
「……もう、しょうがないなぁ」
ちぇっ、と言いながらあたしの中から自身を抜く。
「あっ、……はぁっ」
中が擦れて出ていく特有の気持ちよさに、あたしはまた喘いでしまう。
「美優の体、エロすぎ」
あたしの横に座るとマサキは笑いながら煙草に火をつけた。
「なんで、……マサキはそんな続けてできるの……?超不公平」
あたしはうつ伏せになると、マサキを軽く睨んで頬を膨らました。
「……美優が可愛いから、やりたくなる」
「ホント口上手すぎ」
あたしが少し頬を染めて言うと、マサキはあたしの方を向いて静かに言った。
「出任せじゃねえよ。……美優、ホントに俺の女にならねえ?」
「え?」
「美優が俺の体から離れられなくなってるの、知ってる。俺も美優から、離れられないんだよ」
あたしは途端にせつなげな目線をくれるマサキの目を見ていられなくて俯いた。
「別に…………体が目的なら付き合わなくたっていいじゃない。今のままで」
「俺が離れられないのは、体もそうだけど、お前を好きだからだよ」
「…………っ」
あたしは起き上がってマサキに背中を向けた。