ひまわりのキミ。
第7章 ひまわりのキミ。6
―――朝。
私は覚悟を決めた。
今日、てっちゃんに思ってる事を話そうって。
こんな私が言えるかどうかは分かんないけど…。
勇気を出して言おう。
「行ってきまーす」
玄関のドアを開けて外に出ようとしたとき。
「あー…夏子。ちょっと待て」
後ろからお兄ちゃんに声をかけられた。
「何?」
「哲平…。彼女出来たってさ」
「え…?」
今…何て…。
「お前にも伝えろって言われたからさ」
てっちゃんに、彼女…。
「嘘でしょ…?」
「知らねぇけど、でも本人が言うならそうなんじゃねぇの?」
そんな…。
私の頭は真っ白だ。
そう…だよね。
私と付き合いたくなかったのって、隣にいて欲しくないからなんだよね…。
告白されて浮かれてた私って、相当惨めでバカだ…。
「…じゃあ、それだけだから。遅刻すんぞ」
「…お兄ちゃんだって」
「俺は大丈夫」
ヤバい…。
涙が出そう…。
お兄ちゃんに見られたくなくて、すぐに家を出た。
私は覚悟を決めた。
今日、てっちゃんに思ってる事を話そうって。
こんな私が言えるかどうかは分かんないけど…。
勇気を出して言おう。
「行ってきまーす」
玄関のドアを開けて外に出ようとしたとき。
「あー…夏子。ちょっと待て」
後ろからお兄ちゃんに声をかけられた。
「何?」
「哲平…。彼女出来たってさ」
「え…?」
今…何て…。
「お前にも伝えろって言われたからさ」
てっちゃんに、彼女…。
「嘘でしょ…?」
「知らねぇけど、でも本人が言うならそうなんじゃねぇの?」
そんな…。
私の頭は真っ白だ。
そう…だよね。
私と付き合いたくなかったのって、隣にいて欲しくないからなんだよね…。
告白されて浮かれてた私って、相当惨めでバカだ…。
「…じゃあ、それだけだから。遅刻すんぞ」
「…お兄ちゃんだって」
「俺は大丈夫」
ヤバい…。
涙が出そう…。
お兄ちゃんに見られたくなくて、すぐに家を出た。