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終わりの物語

第1章 終わり

そしてその疑問はすぐ否定されることになる



「じゃあ他にどうすればいい
他に何が出来た?」


裕也の声は俺の心をえぐるほど鋭く
痛々しかった

静かな中に激情が見え隠れする


「オレに何が出来る

何を与えることが出来る?

一樹になにが返せる」

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