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顧みすれば

第9章 日常

「松田は田中部長について主にわが社での業務。
 佐々木は俺と一緒に山下商事でJV 業務。
 我々の仕事は各社、部署との連絡と業務の調整が主体となる。お互いうまく連絡を取り大変なときは他の社員にヘルプに入ってもらうようにしよう。」

「わかりました」


そこまで、一気に話した課長は表情を変え

「これからアラブとの契約に向けてのプレゼンの準備だ。
わが社はゼネコンや半田電気さんを技術力で支える立場だ。表立って話すことはあまりない。

忙しいが気負わずにいこう。」

課長は松田くんの肩を叩いた



「ミーティングの前に珈琲でもいかがですか?」

私は少し落ち着いた方がいいと思い提案した。

「お、そうだな」


3人で休憩室へ向かった

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