顧みすれば
第10章 急接近
「佐々木さんを口説いていてこんなこと言うのもなんだけど
実は探している女がいるんだ。
その女に佐々木さんが似てるんだよね」
「わたし?!ですか?」
「初めて三住さんへ行ったとき話したと思うけど、ゲイバーで会った
アミって女なんだ」
私の心臓はバクバクと音をたてる。
常務に聞こえてしまうんじゃないかと思うくらい
「どうやら彼女に心を奪われてしまったようなんだ。
彼女に会いたくてゲイバーに行っても彼女はいない。あの時はたまたまいただけだったらしいんだけど、店の子に聞いてもアミのいる店を教えてくれないし、いつの間にか夜の仕事もやめてしまって行き先もわからないって言うんだけど
どうもね、様子がおかしいんだ。
何か隠してるみたいでさ」
「はぁ」
「ごめん、佐々木さんに言う話じゃないよね。
でも、そのアミに佐々木さんが似てるんだよ。声の感じとか雰囲気とか。名前も亜美だし、もしかしたらって思って
ずっと気になっていたんだよね」
もう、だから手伝いなんてしたくなかったのにィ。
もうバレそう。どうしよう。
でも私ですなんて言ったらどうなるんだろう?!
山下常務とロマンスが始まっちゃうの?!
そんなの無理だよぉ~
実は探している女がいるんだ。
その女に佐々木さんが似てるんだよね」
「わたし?!ですか?」
「初めて三住さんへ行ったとき話したと思うけど、ゲイバーで会った
アミって女なんだ」
私の心臓はバクバクと音をたてる。
常務に聞こえてしまうんじゃないかと思うくらい
「どうやら彼女に心を奪われてしまったようなんだ。
彼女に会いたくてゲイバーに行っても彼女はいない。あの時はたまたまいただけだったらしいんだけど、店の子に聞いてもアミのいる店を教えてくれないし、いつの間にか夜の仕事もやめてしまって行き先もわからないって言うんだけど
どうもね、様子がおかしいんだ。
何か隠してるみたいでさ」
「はぁ」
「ごめん、佐々木さんに言う話じゃないよね。
でも、そのアミに佐々木さんが似てるんだよ。声の感じとか雰囲気とか。名前も亜美だし、もしかしたらって思って
ずっと気になっていたんだよね」
もう、だから手伝いなんてしたくなかったのにィ。
もうバレそう。どうしよう。
でも私ですなんて言ったらどうなるんだろう?!
山下常務とロマンスが始まっちゃうの?!
そんなの無理だよぉ~