無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「鈴木部長」
少し声のトーンを落とす
そして、何気なく明るさを装って誘いをかけてみる

「鰻の美味しいお店を見つけたんですよ♪
　食通の鈴木部長がきっと喜ぶだろうなぁって思ったんですが、よかったら今日のお昼ご案内してもいいですか？」

食い道楽の鈴木を落とすのは食べ物が一番

ややあって
「やぁ、三住の佐々木さんの誘いじゃ断れないよねぇ。確かおたくの課長も鰻好きなはずだから、ご一緒していただいてもいいかな。」

ふふぅ～ん、やっぱり裏があるのか。

「では、11:30に木下とともに伺います。お店はそちらからの方が近いので」

「迎えに来てもらうなんて申し訳ない。楽しみにしてますよ。
　では、のちほど。」