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顧みすれば

第19章 実力者たち

しかし先程から意味のわからないことばかりだ

私がアミと呼んでいた女性はどうやら

紗英という名前らしい。


ただの会社員だと思っていたが

どうやらそれも違うみたいだ。


王と直哉の父上はこの女性に頭が上がらない


一体どんな権力者なんだ?


そして直哉は...どうも

彼女に何かしてしまっていたようだ


それでか。

彼が彼女に近付けないのは...



私は王に歩み寄った


「王、そろそろお話頂けませんか?

 彼女のことと

 ここに居られる方の関係を」


「おお、すまぬ

 そうであったな。

 では、何から話すとするか...」

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