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顧みすれば

第26章 禁断の果実

目を覚ますと...


私はロイド王子の上にいた...



ーーどういうこと?



しかも 繋がったまま...



寝息をたてている王子を起こさないように


ゆっくりと体を動かす。



「ダメ!」


ロイド王子がぎゅっと腕に力を込めて


私を動けなくした。



ーーダメ?!


???


なぜ甘え言葉?



「でも、重いですよね」



「ダメ 離れたくない」




ーーええ?!


  どうなっちゃったの


  ロイド王子が甘えてる?!


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