テキストサイズ

顧みすれば

第31章 旅立ち







「紗英!」







直哉さんの声がした。


でも振り向かなかった。



そうか、

直哉さん常務だからこのフロアにいるんだ


なんて考えていた。




エレベーターの扉が開き乗り込んだ。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ