顧みすれば
第1章 なんで私が?
きれいな男に引きずられ
奥のメイク室に押し込まれる
「や、も、ほんと、無理だって!
お酒も作れないし、勘弁してよぉ。」
私は涙ながらに訴える
そんな私に構わず、ルイちゃんが私の髪をとめ、メイクを始める
「ごめんね、あみちゃん。
実はこれから来るお客さんすごく大事な方なの。
先方も大きな商談の接待らしくて粗相ができないのよ。
こんな、オカマバー使ってくれるなんてありがたいことよ♪
大丈夫、ちゃんとフォローするし。
ただ、座っててくれるだけでいいから♪」
「‥‥‥‥‥。座ってるだけねぇ。」
「あみちゃんって肌キレイなのねぇ♪
ちゃんとお化粧すればすごい美人になるのにもったいないわ♪」
「それって、化けるってことよね。
素顔はそうでもないって言われてるも同然。」
「あら、女に生まれてこれたくせに女の特権利用しないなんて贅沢よ!
私たちなんてお金出さなきゃ手に入らないものいっぱい持ってるくせに!」
「そんなもんかなぁ…」
奥のメイク室に押し込まれる
「や、も、ほんと、無理だって!
お酒も作れないし、勘弁してよぉ。」
私は涙ながらに訴える
そんな私に構わず、ルイちゃんが私の髪をとめ、メイクを始める
「ごめんね、あみちゃん。
実はこれから来るお客さんすごく大事な方なの。
先方も大きな商談の接待らしくて粗相ができないのよ。
こんな、オカマバー使ってくれるなんてありがたいことよ♪
大丈夫、ちゃんとフォローするし。
ただ、座っててくれるだけでいいから♪」
「‥‥‥‥‥。座ってるだけねぇ。」
「あみちゃんって肌キレイなのねぇ♪
ちゃんとお化粧すればすごい美人になるのにもったいないわ♪」
「それって、化けるってことよね。
素顔はそうでもないって言われてるも同然。」
「あら、女に生まれてこれたくせに女の特権利用しないなんて贅沢よ!
私たちなんてお金出さなきゃ手に入らないものいっぱい持ってるくせに!」
「そんなもんかなぁ…」