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顧みすれば

第37章 世界一美しい島で

直哉さんがフロントでチェックインをする


何やら楽しそうに話し込んでいる。



私はテラスに出て



海風を受けながら



美しいエーゲ海を眺めていた。



「紗英 お待たせ 行こうか」



直哉さんが私の腰を抱いて


ベルボーイの後について


歩き始めた。



岸壁に洞窟のように作られたホテル



大人しか入れないこのホテルは



静かでゆっくりリゾートを楽しむには



とてもいいホテルだ。


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