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顧みすれば

第37章 世界一美しい島で

部屋は洞窟の迷路のような


蟻の小部屋のような


面白い作りになっていた。




「紗英 こっち」



手を引かれてベッドルームに入る



ベッドの上には色とりどりの花びらで



ハートの形が作られている



「可愛い♪」



「ハネムーンだからね」



直哉さんはそう言って



私の頬にキスをした。


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