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顧みすれば

第37章 世界一美しい島で

「世界で一番美しい場所で

 僕の最高に美しい花嫁と


 結婚式がしたかった」



「直哉さん...」



私は直哉さんに抱きついた。



「気に入ってくれた?」



私は直哉さんの胸のなかで夢中で頷いた



「よかった


 紗英に断られたらどうしようかと思った」



色気を放つ瞳で私の瞳を覗きこむ。



そしてゆっくり唇を合わせる


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