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顧みすれば

第37章 世界一美しい島で

扉をノックする音が聞こえる。



私から体を離した直哉さんは



「さ、美しい花嫁に変身して


 僕を喜ばせて」



私の額に軽くキスをして



直哉さんは部屋から出ていく。




直哉さんと入れ替わりに



女性たちが入ってきて



私は美しい花嫁に仕立て上げられた。



パリで見つけたウェディングドレスは



私をとても幸せな花嫁姿にしてくれた。


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