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顧みすれば

第37章 世界一美しい島で

支度を調えた私は


介添えの女性に手をとられ



部屋を出てどこかへ連れていかれる。




途中ですれ違う宿泊客やスタッフに



WAO!とか beautiful! とか


Congratulations !


なんて声をかけられ


そのたびに Thank You♪


と微笑みながら返事をして前を進む。



自然に頬が緩む。



知らない人からも祝福を受けて


まるで今日の主役は自分のよう。


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