シュールな関係
第1章 安い男
一之瀬さんの席には
各部のエースが集まっている
ここの席に来たがってる子
多いいんだから
その子達に注いでもらったら
いいのに・・・
言葉に出して言うことも出来ずに
モヤモヤしながら席に着いた。
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「は~ やっと落ち着いた」
部長クラスには
ホステス代わりに酒を注がされ
毎度のことながらほんとウンザリ
もう二時間たったのね
時計を見ると8時を過ぎていて
あと一時間でお開きだ
ようやく隅の席に座ると
留美がウーロン茶を持って
わたしの横に座ってきた。
「お疲れ様 先輩どうぞ」
「ありがとう
あ~~ 美味しい」