シュールな関係
第26章 番外編 それは突然に…《晴人》
ヤバいっ
ここはおとなしく従おう…
黙って頷くと
「分かってるなら
さっさと
他の部屋に
運んでくれない?
創作意欲が
イメージが崩れる!」
口調どころがさらに
睨む目も怖いよ
亜美ちゃん…
そんなこと言っても
残るは
姉ちゃんの部屋と…
俺の部屋で――――
今ここで姉ちゃんの
部屋に持って行けば
自動的に起してしまい
「晴人 彼女いたの!
どうして今まで
紹介しなかったのよ!!」って
根ほり葉ほり聞かれる
パターンになるのが
目に見える。
それに悪気もなく毒舌をはく
亜美ちゃんの印象を
悪くしたくない。
それだけは絶対に
避けなければ・・・
俺の部屋
せっかく綺麗に掃除済んだけど
仕方がない。
さっさと片付けようか…
ブツブツ言いながら
自分の部屋に移すそんな俺を
見向きもせずに
亜美ちゃんは
「この和風テイストに合う
活け方は・・・」
と部屋を見わたたすと
テーブルに花を広げ
彼女のデザインの皿に
水と剣山を整える。
一呼吸すると亜美ちゃんが
真剣な眼差しになり
手を動かす。
ここはおとなしく従おう…
黙って頷くと
「分かってるなら
さっさと
他の部屋に
運んでくれない?
創作意欲が
イメージが崩れる!」
口調どころがさらに
睨む目も怖いよ
亜美ちゃん…
そんなこと言っても
残るは
姉ちゃんの部屋と…
俺の部屋で――――
今ここで姉ちゃんの
部屋に持って行けば
自動的に起してしまい
「晴人 彼女いたの!
どうして今まで
紹介しなかったのよ!!」って
根ほり葉ほり聞かれる
パターンになるのが
目に見える。
それに悪気もなく毒舌をはく
亜美ちゃんの印象を
悪くしたくない。
それだけは絶対に
避けなければ・・・
俺の部屋
せっかく綺麗に掃除済んだけど
仕方がない。
さっさと片付けようか…
ブツブツ言いながら
自分の部屋に移すそんな俺を
見向きもせずに
亜美ちゃんは
「この和風テイストに合う
活け方は・・・」
と部屋を見わたたすと
テーブルに花を広げ
彼女のデザインの皿に
水と剣山を整える。
一呼吸すると亜美ちゃんが
真剣な眼差しになり
手を動かす。