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シュールな関係

第26章 番外編 それは突然に…《晴人》

なにげなく
連れいて行かれたてた
はずなのに

俺はいつの間にか

ステージの上にいる彼女に
釘付けで…

彼女だけまるで
違う空間にいてるかのような
錯覚にすらとらわれて


他の子の姿や…
書道にも目れくれず


涼しげに活ける姿とは
対照的で
情熱的な作品を
作り上げていく
彼女に夢中になっていた。



「凄い…

 彼女…

君の友達って
あの子だよね?!


俺に紹介してくれない?」


どちらかといえば

草食系の男子と言われる俺


実際に女の子に
告白をしたこともなく



医者になるために
ただひたすら
勉強している俺は、

まさかここで
いきなり

恋に落ちるなんて
想像もしていなかった。




彼女の出演が終わると
俺は一直線に舞台裏に行った。


勿論 彼女に
気持ちを伝えるために・・・。



彼女を見つけると

舞台関係者がいるにも関わらず

「一目惚れしました

付き合ってください!!」と

猛アタックしていた。


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