覗いちゃダメっ
第10章 熱にうなされて
拓海「どうも」
紗耶香「…どうも」
拓海「買い物?」
紗耶香「まぁ…そんなところです」
拓海「俺も」
紗耶香「…そうですか」
顔見知りだったが功一との事もあり
拓海と距離を置いた紗耶香
だけど…
拓海「あっ、そういえば服」
紗耶香「服?」
拓海「功一が服預かってるって言ってた
けど君のでしょう?」
紗耶香「あぁ…はいっ多分…」
拓海「後で取りに来てよ、あのまま部屋
にあると邪魔だからさ」
紗耶香「はいはい、わかりました、でも
今日は無理です、この後、大事な用があ
るんで」
拓海「何、デート?」
紗耶香「…違います、花が…私の友達が
熱出してお見舞いに行くんです」
拓海「へぇ~」
紗耶香「…」
特に言う必要はなかったが
花が熱を出しお見舞いに行く事を話して
しまった
それ以上の事も…