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覗いちゃダメっ

第10章 熱にうなされて



功一「拓海、お前何考えて…」

拓海「気になってるんだろう、彼女の事
なら会いに行けば」

功一「…」

拓海「早くしないと戻って来るよ」

功一「…悪い」

拓海「どういたしまして」


申し訳ないと思いながらも
紗耶香の許可なく花の部屋に上がった
足音を立てないよう
静かに歩き…


功一「…!!」

花「…」

功一「花…」

花「…」


花を見つけ部屋へ入った功一
だけどそれを…


紗耶香「あの人!!何勝手な事して」


紗耶香に見られ…


紗耶香「ちょっ…!?」

拓海「…」


だけど紗耶香は拓海に捕まり…


拓海「ごめん」

紗耶香「どういうつもりですか」

拓海「見逃して」

紗耶香「花は今、熱出して寝込んでるん
ですよ、もし何かあったら」

拓海「功一はそんな男じゃない、大丈夫
だから、お願い…」

紗耶香「…」


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