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功一「…」

花「どうかしたの？」

功一「何が」

花「なんか落ち着かないみたい」

功一「…実はさ」

花「！！」

拓海「功一、連れて来たよ」

功一「ありがとう」

花「…」


拓海が現れ
功一の背に隠れた花

格好も格好だし髪もボサボサ
だけど訪ねて来たのは拓海、一人だけで
はなかった


拓海「何してるの、早く入って」

花「…」

紗耶香「…」

花「あっ！！紗、耶香…」

紗耶香「花…」

花「…」


数週間ぶりに紗耶香と再会した花
友人との感動の再会
感動の…


花「紗耶香、あ、あのね」

紗耶香「…」

花「紗耶香？紗耶…」

紗耶香「っ…」

花「！！」

功一「あっ！！」


一瞬、何が起きたのかわからなかった
ただわかったのは
頬の痛み
どうやら紗耶香に
頬を思いっ切り引っ叩かれたようだ
紗耶香に…


花「…」

紗耶香「バカ…花の大バカ…」

花「…ごめんなさい」

紗耶香「バカバカ！！花のバカ！！」

花「…ごめん」