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覗いちゃダメっ

第3章 官能小説家と



花「こういう性癖なの、私」

男性「それは残念」

花「…」


「残念」

その言葉に体の熱が冷めた花
こんな事で軽蔑する男はどうかと思うが
自分は普通ではない

普通では満足出来ない
異常だった


だけどこれが花の普通だった


花「…」

男性「思いっ切り焦らしながら脱がせた
かったのに…」

花「脱がせたかったの?」

男性「まあね、でもまあノーパン主義者
なら仕方ないよね」

花「…」

男性「小説の内容と少し変わるけど」

花「ちょっと待ってて」

男性「えっ」

花「…」


男性は花を軽蔑しなかった
軽蔑されるかと思ったがしなかった

その事が嬉しくて
見ず知らずの人だけど男性の為に
出来る限りの事をしようとしてあげよう
と花は…


花「じゃん!!」

男性「なんだ、ちゃんと持ってるじゃん
下着」

花「もしもの時用」

男性「今がもしもの時?」

花「そう」


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