テキストサイズ

覗いちゃダメっ

第6章 理科室で



理科教師「悪いな、手伝わせて」

花「日直の仕事ですから」

理科教師「ありがとう」


彼は理科の教師
小平大輔、33歳で独身
普段から眼鏡をかけているがイケメンと
噂の教師

だけど身長が150センチと小柄で
生徒からからかわれている
親しみやすい先生だ


大輔「そういえば田辺は?田辺と野崎が
今日の日直だろう」

花「田辺君は部活です、もうすぐ大会が
近いから日直の仕事はいいって私が言っ
たんです」

大輔「優しいんだな」

花「そんな事…嫌われないように必死な
だけです」

大輔「嫌われないようにって」

花「あっ、これを片付ければいいんです
よね」

大輔「えっあぁ…」

花「…」


ポロッと出た言葉
特に深い意味などはないが
生徒思いの大輔には花の言葉が気になっ
たようで…


大輔「野崎」

花「はい」

大輔「野崎、お前イジメられてるのか?
だから今日も日直の仕事一人で…」

花「先生…」


ストーリーメニュー

TOPTOPへ