覗いちゃダメっ
第6章 理科室で
花「…!?」
大輔「大丈夫か」
花「先生、あの…ごめんなさい…」
大輔「怪我もなかったようだし良かった
よ、本当に…」
花「…」
脚立から落ちた時
大輔が見を挺して守ってくれたようだ
そのおかげ花は擦り傷もなく
無事だった
花「…ごめんなさい」
大輔「謝るのは僕の方だよ、事故とはい
え生徒の…あれを見ちゃって…」
花「私、変なんです…普通じゃないんで
す…」
大輔「野崎」
花「…」
大輔「普通じゃないのってそんなに悪い
事かな」
花「えっ…」
大輔「僕はそうは思わないけど」
花「!!」
急に眼鏡を外した大輔
眼鏡の無い状態を見るのは初めてで
ドキッとし
思わず
目を逸らした花
そんな花に対し大輔は…
大輔「僕も…同じなんだ…」
花「同じ…」
大輔「僕も普通じゃない、実はこの眼鏡
度が入ってないんだ」
花「えっ、じゃあ何で…」
大輔「怖いんだ、生徒と…人と目を合わ
せて話すのが…」
花「先生…」