覗いちゃダメっ
第6章 理科室で
花「…」
紗耶香「ねぇ花」
花「何…」
紗耶香「それ本当に食べる気」
花「えっ?あ…」
今はお昼休み
紗耶香と学食で食べていたが
考え事をしていた花は仕切りに使われて
いたバランを
食べようとしていた
花「…」
紗耶香「何、考え事?」
花「…ちょっとね」
紗耶香「例の彼?それとも別の人?」
花「…わからない」
紗耶香「は、何それっ」
花「自分でもよくわからないの」
紗耶香「これは重症だね」
花「…」
考えていたのは
昨日の大輔とのキス未遂だった
だけどその裏には功一の影がチラチラし
ていて…
紗耶香「まぁでも焦らずゆっくりね」
花「…ありがとう」
紗耶香「うんっ」
花「…」