覗いちゃダメっ
第6章 理科室で
大輔「このまま教師を続ける事は出来な
い、だから僕はこの学校を辞める」
花「そんな」
大輔「入れ代わりの時期だし他にも少し
問題があってね」
花「…」
大輔「だから野崎は」
女子「小平先生、いますか?」
大輔「また来た!!」
花「何、ちょっ…えっ!?」
苦手な女子なのか
大輔は花を連れ机の下に隠れた
だけどいくら大輔が小さく小柄とはいえ
二人一緒に隠れるのは
少し狭く…
大輔「ごめん、少しだけ我慢して」
花「…はいっ」
女子「先生?小平先生!?」
大輔「…」
花「…」
足の間に挟まれ
抱きしめられるように密着し
大輔の体温、息遣いを身近に感じドキド
キした花
胸のドキドキに気づかれたくなくて
俯き必死に顔を隠したが
大輔には
バレバレだった
大輔「もう大丈夫かな」
花「…」