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覗いちゃダメっ

第6章 理科室で



大輔「もしかして期待してた?」

花「そっちこそ」

大輔「…そうかもね」

花「っ…」


わざと言ったのに
認められると逆に恥ずかしい

あっさり認めてしまうところ小さくても
大輔はやっぱり経験抱負な
大人だった


花「…」

大輔「こんな濡れてるから慣らす必要は
ないけど…」

花「んっ、何…」

大輔「せっかくの理科室だからね」

花「!!」


慣らす為に大輔が取り出した物は
理科室ならではの…


花「試験管!?」

大輔「ずっと試してみたかったんだ」

花「…ぅう」


差し込まれたのは
細長い実験用に使う試験管だった
透明な試験管では普段見えない花の中が
まる見えだった


大輔「野崎の中、よく見えるよ」

花「や…っ…恥ずかしい…」

大輔「力入れるなよ、中で割れたら大変
だからね」

花「…ぅん、っ」


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