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行かないで

第3章 保育園からの友達

ある日のこと


「ねぇっ、りっちゃんのお母さん、どんな人ぉ~!?」

え……

「そういえば…みたことないよね!!」


「近いうち会いたいんだけど……… 時間、ある?」

みいちゃん、あゆ、なっちゃんがいった。


「………」

わたしは答えれずにいた。

「ん??どうしたの~?」



なっちゃんが心配そうに見ていた。

「ごめん、わたしのいえ、古くてきたないから…… 親が連れてくるなって……… ごめん…ね…」


そう答えるしかなかった。

お母さんがああなってるなんて、
友達にはいえないよ……


するとあゆは、

「なぁぁんだぁ~~ そうなんだぁ」

と、
にらむようにいった。

え…?
なに……?



わかって…
くれないのかな…??

あゆは、どっちかといえばこのグループのリーダー的存在で、
おしゃれで口がちょっと軽い女の子。
口は悪いけど、いっしょにいてたのしい。



みいちゃんは、あゆとは正反対。

わがままでいつもキョロキョロしてて、
守らなきゃっ!!
っておもう。

すると突然話が変わった。

「今日、うちの家で遊ばない~? たまちっごのゲームやろ!!」
みいちゃんがいった

「やった~~!たまちっご、よく死ぬよね~~!」

「あゆもいく!」

「りっちゃんは…どうする?」


いいのかな……

「い… いき…たいな」

わたしがいうと、









「え~~~~~~~~~!」


と、あゆがいったんだっけ、

ちがう、三人でいってたな…。

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