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第3章 天使に触れた男

動揺しながらカーテンの前に

辿り着くと

主任からのゴーサインを合図が来た。

平然を装いながら

カーテンが開き

目の前にはスーツ姿のハルがいた。

「お疲れ様ハルくん。

来るの待ってたよ。」

『希空ちゃんに会いたかったから

ホテルの部屋に帰らずに直接来ちゃった。』

「じゃあ、行こっ。」

と話ながら部屋に向かった。

しかし希空の頭は

これからどうなるか

考えながるのに必死で

ほとんど会話が上の空だった。


部屋に着くなり

ハルは希空をギュッと抱きしめ

耳もとでこう呟いた。

『会いたかったよ希空ちゃん。

オプションの話は聞いてるね?』

「うん。聞いてるけど、

私のオシッコなんてどうするの?」

希空は聞きたかった事をハルに聞いた。

『普通に見たり、

かけられたりしても面白くないから

パンティを穿いたまま

オシッコ漏らしてほしいの。

それを持ってかえって

あとから、ホテルでゆっくり

思い出しながら

楽しむの。』

希空は初めてハルの性癖を知ってしまった。

それと同時に相当の変態だと思った。

普通なら拒否するが

お店だから断れない。

断ってもよかったけど、

おとといの興奮が蘇ってきて

希空はハルの要求を飲んだ。

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