無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

翌日…。

菜々は二日酔いで頭が割れそうなくらい

痛かった。

菜々は架純を起こそうと、

リビングに出ると

布団はキレイに畳まれていて、

ダイニングテーブルに

目玉焼きにサラダ。

バターロールが置かれていた。

その脇にメモ書きがあり


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

菜々さん

二日酔い大丈夫ですか？

朝ごはん作っておきましたから

食べてくださいね。

じゃあ、お店でまってます。



架純

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


そう置き手紙に書かれていた。

菜々は架純に感謝して朝ごはんを食べた。

夕方、いつものように

出勤準備をして

いつものように迎えのクルマに乗り

お店へ向かった。

そしていつものように事務室の

店長に挨拶をして、

予約状況を教えてくれた。

今日は夜6時からラストの6時間。

そのうち4件が予約。

さらにそのうちの3件は常連のお客さん。

そのあと副店長に挨拶した。

主任は副店長に昇格していた。

『おはよう希空ちゃん。

今日Yシャツデーだからよろしくね。』

Yシャツデー、

今日は女の子全員Yシャツ1枚で

お客様にお出迎えする

不定期のイベントだ。

意外にもお客さんに人気のイベントらしい。

こっちにしたら

服を着る手間が省けるから

問題ないけど。

そう思いながら

自分の個室に向かった。